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「太陽を盗んだ男」

はじめて自分の意志で親同伴ではなく見に行った映画。それが「太陽を盗んだ男」であります。ジュリーがでてるからっていうのはもちろんですが、映画自体がすごくおもしろい!名画座でかかるたびに何度も何度も通いました。一日3回ぐらい。でもなんど見ても飽きない!まさに名場面の数々。あれからもう、2●年以上経ちますが、これほど古びれず、時間を感じさせず、はじからはじまで魅せて見せて感じまくれる映画があるでしょうか!!邦画の中の名作っすね、やっぱり。んでも、映画の内容等々についてアタシなんぞがあれこれいうことはないっす。ってことで、アタシの偏見に満ちたお気に入りのシーンを集めました。映画の中のジュリー。ジュリーを感じさせず、でもやっぱりジュリーな、ジュリーが、いいんだな〜。(→なんのことだか)
どこぞのコーナーで茶化してしまいましたのでお詫びをこめて。


<ふうせんガム>



オープニングでのっけから、原発視察の城戸誠さん。
どーしてこうもかっこよく「風船がム」が噛めるんでしょうか。
ガムをくちゃくちゃ噛んで(はうっ)膨らませて(ん〜ぅ)、パチン(ひょへ〜ん)んでもって、へばりついたガムを舌で口に押し込める・・・。フンガガガ!凄・エロ〜〜。



んでもって、するどく双眼鏡を覗くその表情がいいのよね〜。その先には、プロトニュウムがあるのね。。。。うっっっく、その目で見つめられたい・・・冷たく見下ろされてみたいのよねー、あうっ。

<かっこ悪さがかっこいい>



・・・にしても、すごい顔です。アタシの知ってる限りでは、一番不細工な顔!このあとすぐに「沢田研二」のクレジットがはいるのですが、普通、しょっぱなの人物紹介では、かっこいいシーンをもってくるだろーとおもうんですよね。それが、この顔!「これが、城戸誠だっ」てか?うだつのあがらない中学教師ってのをここに閉じ込めてしまうんだから、ここにこの映画のかっこよさのエッセンスがあるじゃない?なーんて、ね。

<どっちもどっちなのよね〜>

こちら女装のジュリー こちらじーちゃんジュリー

じーーーーとみればどっちもジュリーなんですがね。根っこから妖しいジュリーの匂いがぷんぷんただよってくるから・・・。しかし、国会議事堂に行こうが警察に行こうがだーれも怪しまないぐらい完璧変装。なにをやるにもいろんな格好でジュリーの魅力をフル活動させて楽しませてくれるのですぅ。ありがとう、ゴジさん。
<寝顔>
 
  ↑似てるとはいいたくないけど、なんかね、つぼついてますね、この似顔絵。



↑薄目をあけたそのボケ具合がなんともいえないのよ〜ん

<ジェラシー>

なんせ中学校の先生をやりながら、原爆つくってるんで、眠いっす。映画の中でジュリーの無防備な寝顔が存分に楽しめます。♪寝顔に〜キスでもしてやり〜たいけど〜♪半開きの口元も良いですね〜。よだれをすくってあげたい、いや指でそっとなぞって、いやいや、じっと見つめるだけでも良いですよ・・・・。お願い・・・。
バスジャックのおじいさんがマシンガンを乱射した瞬間。自分の生徒をかばって「ぐわぁしー」っと抱き寄せる!!!!!反射的なこのシーンに異常に「くっ−−−!」っとくるバカな女。池上季実子にはなんでだか、ムカっとはこないのですがね。だってさ、偶然が重なればこんなこと、もしかしたらあるかもしれないじゃなーーい!(→んなわけない)

<ジュリーは封印のハズ・・・??>



原爆完成!!!をお祝いするシーン。ラジオから流れるボブ・マーリーで歌い踊り、ビールがけまでやっちまいますぅ。この一瞬だけなんか、歌手のジュリーがひょっこり顔を出すのですのよね。長谷川監督も、「おい、おい!それ以上やるとジュリーになるーーー!」と、あせったとかなんとか。でも地下足袋はいて、ビニールのジャンパー着てさ、頭にはタオルさ。んでもって、放射能検査機をマイク代わりに歌っちまってもジュリーになるんだから、血が歌手なのよね。ジュリーって。「ヨーヨーヨー」ってのもなんだか良いではありませんか。

<僕がせめぎあう>


「何がしたいんだおまえは」「俺は・・・俺は・・・・・」
「何がしたいんだお前は!!何がしたいんだ!!!」
鋭く問いつめる声と、眉間をくっとよせた険しい表情。
うってかわって、うろたえ、おびえる声になさけない表情。
城戸誠さんのなかにいる「僕」がせめぎあっているの、ね・・・。
これこそ、この映画の核?テーマ?
ほんとに何がしたいかったんだろうぅ・・・

<プッと吐き捨て・・・>
ガムを噛んだり、タバコを吸ったり、とにかくジュリーのぽってりとしたエロい口元の魅力をつかいまくった映画ですわね。むかーしは、そんなに口元にまで目がいかず、「眼力」に圧倒されていたのですが、見れば見るほど、その口元がいいのよ、いいのよ。「プッ」といくその瞬間を見るたびに、わけのわからない憤りややけくそ加減、とおとこっぽい匂いを感じてくらっとくるのであります。「プッ」とね。「プッ」っと・・・。

<水もしたたるいい男>


ジュリーが服のまま海とかプールとかにはいるってシーン。
炎の肖像でも、悪魔のようなあいつでも、なんかお約束みたいにでてくるんすよね。おまけに「架空のオペラ」ではステージに雨を降らせたり、「Love〜抱きしめたい」の時も雨に打たれてうたってましたね。こういういい男はやっぱり濡らしてみたくなるんでしょうか。それとも「濡らす」ということ自体、芸術的に意味があるのでしょうか。まぁ、エロエロがさらにエロくなるっつうのは、わかりますがね。びしょぬれのジュリー・・・あぁ、たまらない・・

<繊細さとしたたかさ>



原爆取られちゃって放心状態の城戸先生。こういう、ぼーーーとした表情がいいんですよね、おもわず抱きしめたくなるんだなぁ。ゼロが一生懸命電話してるのとは対照的で、このダメさ加減がとってもいい。なのにこの後、一番早そうな車をひょっと盗んできてしまうところが、またまたクールなんですが。少年のような繊細さとしたたかな大胆さをあわせもった「城戸誠」と言うキャラクターは、かっこいい!という他ないですね。(→それって、まさにジュリーじゃないの!と今、気がつきました (^^ゞ )

<キーワード:男と男>


<ラストの涙・・・>


男と男のエロを感じるこのシーン。「イくぞ!9番!」ってのは、文太さんのアドリブだったんですね。なんともすごいセリフでございます。あっけなく死んでしまう「ゼロ」と対照的にどーっやっても死なない不死身の文太さん。ジュリーには女の人より「男」が似合うとおもうのはあたしだけでしょうか。だってさ、女がかすんじゃうのよ〜。長谷川監督あなたもですか??って聴きたくなるのよね。ね。ね。

実は、なんどもなんども映画を見ていたくせに、このシーンでジュリーが泣いているのは、知らなかったんです・・・。DVD発売で喜び勇んで見たとき、はじめて気がつきました。この涙の意味は、なんだろう・・・とふかーく考えはじめるのですが、いつのまにかジュリーのこの表情にひきづりこまれて、思考が停止しちゃうのよ・・・あうっ・・・

<やっぱりエロエロ〜♪>
金属プロトニウムの中に丸まった美しいジュリー。この球をじーーとみつめている城戸先生の中の「虚」とか、ホントは城戸先生、この中に入りたかったんじゃなかったの?っとか、BGMの心臓の音を聞きながら、胎児のように見せてるわけ?とか、いろいろ考えてみるのですがね、いいんです。このジュリーが、ここにいるだけで。
ジュリーの愛すべきエロ姿。濡れた髪と白いおしり。
ぐほほ。もう、なんにもいうことは、ありません〜。ぐふふふ。




太陽を盗んだ男にイカれてしまったアタシ あうっ(´Д`)


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